はじめに|「証券口座、どこで作ればいいの?」そんな迷いがあったあの頃の自分へ
投資に興味を持ち始めたのは、2019年の春。
当時22歳。会社員として働き始めたばかりの僕にとって、「お金を働かせる」なんて言葉は、まだ遠い世界の話だった。
それでもある日、YouTubeで見た動画をきっかけに「つみたてNISA」という言葉を知り、
「非課税で運用できる制度を使わないのは、むしろ損では?」
そう感じた僕は、証券口座の開設を即決した。
そのとき選んだのが【SBI証券】。
この記事では、FIREを目指す僕がなぜSBI証券を選び、今も使い続けているのか、リアルな体験談とともに解説します。
SBI証券を選んだ理由|最初の選択で迷わなかった3つの根拠
1. 投資系YouTuberが全員のように推していた「王道」
2019年当時、投資系YouTuberやブロガーの多くが「ネット証券ならSBIか楽天」と口を揃えていた。
中でもSBI証券は「手数料が安く、品ぞろえが豊富で、NISAにも対応している」と評されていた。
正直、公式サイトで手数料を細かく比較したわけじゃない。
でも、実績があり、多くの人が選んでいることが背中を押してくれた。
2. 「あとから変えてもいい」精神で、迷いゼロ
「どうせあとで変えられるんだから、とりあえず始めよう」
投資を始めるとき、完璧な選択をしようとすると動けなくなる。
僕は「完璧より行動」を選んだ。
結果的にその判断は正解だった。
SBI証券は、今でもメイン口座として使い続けている。
3. 積立NISAとの相性が抜群
NISA口座開設もスムーズだったし、積立設定はシンプルかつ柔軟。
- 毎月の金額・購入日を設定可能
- ボーナス月の増額もワンクリック
- 連携銀行(住信SBIネット銀行)からの自動入金も対応
SBI証券の使い方|実際の購入商品と管理スタイル
管理画面は見やすく、癖がない
最初にログインしたときの印象は「普通に使いやすいな」だった。
複雑な専門用語や配置もなく、初心者でも迷いにくい設計。
- 積立設定画面では毎月の金額・日付が直感的に設定できる
- ボーナス月の特別設定も可能(※僕は使っていない)
ログイン後の画面で資産の推移も確認できるし、僕のようにExcelで月末に資産を管理している人間にとっても十分だった。
僕の積立内容:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
理由はシンプル。
「アメリカ経済の成長に期待する人が多いなら、便乗すればいい」
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は手数料が最安水準で、王道のインデックス投資にピッタリ。
「新NISAの積立投資枠(月額20万円)を活用して、自動で積立を続けています。」
※2024年から制度が変わり、つみたてNISAの上限(月約3.3万円)ではなくなっています。
資産管理はExcel|「月末のチェック」がルーティンに
エクセルで資産推移を記録しているので、
毎月末には必ず証券口座を開いて状況を確認。
値動きに一喜一憂せず、
「変動があるからこそ面白い」
くらいに思えるメンタルで向き合っている。
よくある投資の不安と、僕の乗り越え方
「今始めたら高値掴みかも?」という不安
長期で見れば、上下を繰り返しながら右肩上がりになるのが株式市場。
もしそれが信じられないなら、むしろ会社員生活の方がリスクに思えた。
「上がるかどうか分からないからやらない」のではなく、
「上がるからこそ早く始める」べきだ。
「周囲に相談できない」孤独
当時、身近に投資している人はいなかった。
だからこそ、他人と違う行動を取る価値があった。
誰かに背中を押されるのを待っていたら、僕はいまだにゼロのままだったかもしれない。
【失敗談】毎月の手動入金が裏目に
投資している実感を得たくて、毎月分を手動で証券口座に入金していた時期があった。
でもある月、入金を忘れて買い付けが実行されず、それが嫌になって中断してしまった。
完璧を目指すあまり、継続できなくなる。
それからはまとめて数ヶ月分を入金するスタイルに変更。
「仕組みで続ける」ことの大切さを学んだ。
SBI証券の始め方|スマホで完結する5ステップ
以下のステップで、初心者でも簡単に口座開設が可能です。
【SBI証券の口座開設手順】
- 【公式サイト】にアクセスする
- 「口座開設(無料)」をクリック
- 名前・住所などを入力
- 本人確認書類をアップロード
- 数日後、ログイン情報が届く
✅ スマホだけで完結
✅ 最短5分で申し込み完了
✅ 積立NISAにもそのまま対応
他社との比較|楽天証券との違いは?
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
投信積立ポイント | Tポイント/Vポイント | 楽天ポイント |
提携銀行 | 住信SBIネット銀行(連携◎) | 楽天銀行(自動連携) |
商品の多様性 | ◎(国内外幅広い) | ◯(十分だが一部制限あり) |
利用者数(2025年時点) | 約950万口座以上 | 約800万口座前後 |
→ ✳️ どちらも優秀だが、「Vポイントも使える+投信ラインナップが強い」点でSBIに軍配。
よくある質問(FAQ)
Q1. SBI証券って初心者にも使いやすいですか?
→ はい、UIはシンプルで直感的。スマホアプリも改善されており、初心者でも問題なく利用できます。
Q2. 積立NISAに最適な商品はどれ?
→ 僕が使っている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がコスト・パフォーマンスともに最適です。
Q3. 今始めるのは遅くないですか?今からじゃ遅いですか?」
→ 遅いことはありません。投資は「時間が味方するゲーム」です。今日が人生で一番早い日です。
📝 補足:楽天証券も併用していますが、今もSBIがメインです
ちなみに、僕はSBI証券で投資を始めた半年後、楽天証券も開設して少額で併用しています。
楽天ポイントでの積立やキャンペーンも魅力ですが、今でもメイン口座はSBI証券。
なお、住信SBIネット銀行との自動入金などの連携機能もありますが、僕はあえて使っていません。
普通の銀行から、数ヶ月分をまとめて入金するだけでも十分に回せています。
理由はシンプルで、
- 投資信託のラインナップ
- 銀行との連携(住信SBIネット銀行)
- 管理画面の使いやすさ
どれを取っても、FIRE志望の僕にはSBIの方が合っていたからです。
今後は「使い分け」も視野に入れつつ、まず最初に選ぶならSBI証券をおすすめします。
まとめ|FIREへの第一歩は、口座開設から始まる
投資は、迷っている時間が一番の損失。
制度を知らなかった後悔より、「知っていて何もしない」後悔のほうが深い。
僕はSBI証券で、22歳から投資を始めました。
不安はあったけれど、今は「始めて本当に良かった」と思える。
まずは行動です。
FIREを目指すなら、ここから始めましょう。
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